2017年7月15日

突然の訪問も大歓迎!お客様が現場に来てくださると、本当に嬉しい。

佐藤さん

番外編、第2弾です!

前回、営業・井野のインタビュー記事にご反響をいただいたため、急遽、施工チームの声もお客様にお届けすることになりました!

千葉県山武郡にある実際の施工現場で、インタビューに答えてもらったのは、イデアスタイルの太陽光事業に初期から参加している、佐藤班長。「一面架台」の考案者の一人でもあります。施工にあたって、いつも心掛けていること、強み・特徴などを聞いてみました。

※本記事の取材・ライティングは、社外の人間が担当しています。


職人魂と多くのノウハウが詰まった、最高品質の一面架台を提供

− イデアスタイルならではの、施工面での強み・特徴を教えてください

最大の特徴は、やっぱり一面架台です。

今のような精度の高い一面架台を施工できるようになるまでには、多くの試行錯誤がありましたし、トライ&エラーの連続でした。小さい失敗は数えきれないですし、納得できない施工に途中で解体して作り直した経験もあります。

− どんな部分が納得いかずに、作り直したのですか?

発電自体に支障はありませんでした。しかし、設計図面より少しだけ位置ズレが発生し、太陽光パネルの周囲に作る道幅が狭くなる恐れがありました。

7割近く施工ができていた発電所を解体してやり直したのは、あの時が最初で最後。きっと一生、忘れられないですね。

− 道幅が少し狭いくらい、そのまま完工に向けて進んでもよかったのでは?

何も言わなければ、きっとお客様は気がつかれなかったと思います。頻繁に太陽光発電所に足を運ぶ方もいないのが実情ですし。

ただ、私自身が納得できなかった。反対に私がお客様だったら、そんな中途半端な職人の不完全な建築物を引き渡されたくありません。

私たちが手掛けている低圧太陽光発電システムは、およそ2000万円。言ってみたら、一軒家を建てるのとそんなに変わらない金額です。お客様の財産だと考えたら、妥協は絶対にできません。職人としても、価格に見合ったパフォーマンスを誇りたいじゃないですか。

− でも、解体して作り直すのは大変ですよね

それはもう大変です。精神的にも辛い。

ですが、この失敗を乗り越えてから、施工チームにプライドが芽生えました。これが一番嬉しかったですね。

一定以上のクオリティに達しなければ作り直しも行う。納得いかない箇所があれば、解決するまでとことん向き合う。当社が誇る精度の高い一面架台は、そんな職人魂の結晶なんです。

 

一面架台

見てください、この直線のライン。写真でも綺麗ですが、実際に目の前で見ても、ビシッと揃っているんです。

 

一面架台

設計通りに太陽光パネルを敷きつめるノウハウを蓄積してきましたから、このような土地にピッタリの施工も可能。

 

一面架台

パネルの形状は、土地に合わせて自由自在。私たちの技術力の見せ所です。

一面架台

 

太陽光パネルの配置や角度はもちろんですが、太陽光パネルの下に隠れる配線系統にも気を配っています。だらしなく垂らしておくのではなく、むしろ見えない部分だからこそ、スッキリ美しく収めるように心掛けています。

架台の下

パネルの裏

 

外注一切なし。全行程を自社スタッフで行うから、品質にこだわれる

− 具体的には、どのような取り組みの下で、クオリティを担保していますか?

現在、一番効果的に機能しているのは、各班長による工程毎のチェックですね。

(1)造成
(2)防草シート
(3)杭打ち
(4)架台の組み立て
(5)パネル貼り
(6)配線・電気系統
(7)フェンス設置

施工の工程は、大きく上記の7つに分けていますが、工程毎にチェック項目を設けて、班長が一定基準に満たないと判断した場合は、次工程へは進めない仕組みになっています。

ですので、チェックフローが確立されている今は、よっぽどの事態が起きない限り、解体して作り直す事態にはなりません(笑)。

− 他に、品質向上のための取り組みはありますか?

取り組みというよりも施工体制になるのですが、全行程を自社スタッフで実施していることも品質向上につながっていると思っています。

初期の頃は、造成や電気工事関連などは外注していましたが、やはり他社ですから教育・指導は現実的に難しい。責任範囲もあやふやになりがちですし、そのため工程間のタイムラグも発生しがちでした。

お客様は一日でも早く連系したいわけですから、無駄なところで時間を浪費せず最短経路で発電所を完成させることが、重要だと考えています。言うまでもありませんが、自社スタッフ同士ですから、現場でのコミュニケーションはバッチリ。完工までとてもスムーズに進行できます。

施工チームの打ち合わせ

 

−クオリティ面以外では、外注しないメリットはありますか?

そうですね、また職人魂的な話に戻ってしまうかもしれませんが、私たちの仕事のやりがいは大きいです。

0から100まで自分で手掛けるのと、途中で誰かに助けてもらうのとでは、責任感も違いますし、モノづくりの充実度が別格です。

当社に参加する前、私はオフィスビルの手すりや天井パネル、サッシを付けたりする職人でした。建物自体は、東京の丸ビルや、お台場にあるダイバーシティ東京、ららぽーと、表参道にあるアップル社のロゴマークを施工するなど、話題の有名建築物にも参加してきました。しかし多くの場合、担当しているのは建築物の部分的な要素ばかり。

建築物の全工程を担える現在とでは、仕事のやりがいは比較になりません。今は、自分のやりたかったモノづくりができています。

話が少しそれましたが、まとめますと、イデアスタイルの太陽光発電所は、プライドを持った職人が仕事のやりがいを実感しながら作っているということです。

施工スタッフ一人ひとりが、更なるスキルアップを目指している

− 今後の目標があれば教えてください。

資格所得ですね。造成時に使用するユンボの小型資格は持っていますが、大型を取得したい。フォークリフトの免許は講習時間さえ作れば取得できるので、年内には取得したいですね。

一人ひとりができる仕事領域を広げていく。これは私だけでなく、施工チーム全員の目標です。個々のスキルアップが、結果としてチーム全体のレベルアップにつながれば最高だと思っています。

仕事風景

− 最後に、読んでくださっているお客様に、一言メッセージをお願いします

ぜひ、現場に来てください!

アポイントは不要ですので(もちろん、ご一報いただければ嬉しいです)、施工現場に足を運んでください。

まずは、とびきり元気な挨拶でお迎えします(笑)。施工状況の説明はもちろんですが、過去に来られたお客様には、近隣にある当社物件への見学会も実施しました。

いつ誰が来ても恥ずかしくない仕事をしていますので、気軽にお越しいただけると嬉しいです。

佐藤さん

 

運営会社 : 株式会社 イデアスタイル